家電バーゲン
放射能測定器
避難リュック
本のバーゲン

第28回天句会 平成18年4月6日(木) 「てんとうむし」にて

作者 俳句 ポイント
和音 黒々と幹香り立つ花の雨 1p
のヽ字 スカートのすそ一目散に春二番  0p
初音 花の香は遠くの痛み連れ戻し 6p
虚生 生きざまに重なりし味蓬餅(よもぎもち) 0p
三代 弓射的花の湯の街下駄の音 5p
さん太 酔客のドラマ見下ろす桜かな 11p
ヽ助 菜の花や崋山トヨタの夢のあと 1p
紫蝶 春彼岸遺影はいつも笑いおり 0p
南朝 花吹雪校門オルガン師の背中 8p
減滅渡 遠山が見得を切ったか春嵐 7p
ポスト 浜北のローカル線の過ぎた後 6p
呈茶 花びらがついているわと白い指 6p
馬笑 桜には散るという武器闇を呑む 5p
会長が「名詞を並べて感情表現」することを推奨するので、名詞のオンパレードで漢字がたくさん並んでますね。当会では四文字熟語を並べても俳句ができそうですね。
では、毎月の解説から、いつの間にか雛形が出来上がってしまったようなので、型どおりに進めますね。

高得点者はさん太さん。俳句では久しぶりではないですか?
桜を詠んだ句は多かったですが、桜から見下ろした風景を詠んだのが意外で「さすが先生、目のつけどころが違う」と詠み手がわかってから絶賛されました。
しかし、会長から「ドラマ」という言葉がいやだとケチがつきました。でも他に入れる言葉が思い浮かばず、「うーーん」と唸っているうちに、なんとなくフェードアウト。

今月の絶賛大賞は先月に引き続き南朝さん。映像が思い浮かぶ句ですね。
オルガンがある教室っていうのは昭和のエッセンスがあって、先生が弾いているんですよね。でもね、ほとんどの人は華やかな入学式を想像していました。が、詠み手の南朝さんは定年退職する恩師の後ろ姿を詠んだそうです。会長が絶賛した後だけに、「・・・・」
ここでもフェードアウトか!と思ったところで会長が一言。「どっちにしてもいい句だよね」

ダメ出し大賞は虚生さん。「死にざま」という言葉はあっても生きざまという言葉はないよね、というクレームがつきました。(生きざまって辞書に載ってますけどね)よもぎ餅が大好きでどうしてもこの単語を使って一句作りたかったという虚生さん。自分の人生と同じくらい蓬餅を愛してるってこと?とすると虚生さんらしくていいんじゃない?呈茶選の名句に入れときます。

いつも高得点ののヽ字さんに点が入らなかったでしょ。これは初めてのことですね。
なんでかと言いますと、「春二番」という言葉があるのかどうかでみんな悩んで○つけるのやめたんです。でものヽ字さんに後日聞きますと俳句歳時記には載っているということでした。
「春一番」冬から春にかけて吹くその年初めての強い南風
「春二番」桜の花が咲く頃に吹く南風
そうとわかれば素晴らしい名句だ。一同謝罪<m(__)m>
次回から歳時記を手元に置いて句会を開きなさいとメールをいただきました。(会長の歳時記には載っていなかったので本選びも難しいですけどね)

今月もポストの句を探せ!とみんなで予想をしました。
過去にも説明しましたが、彼の句はトランプのババ、もしくはおみくじの大凶扱いされています。もちろん天狗連独特のシャレなんですけどね。ポスト君の感性に共鳴しちゃうことは恥ずかしいことというシャレです。決していじめてるわけではないですからね。当のポスト君も楽しんでいますから。

一応「ポスト」とあからさまに名前を出すのは名誉毀損にあたるので(笑)「これってPのじゃない?」「いや、こっちの方がP臭い」とイニシャルで会話されてました。
「初雪に積もるのときく上目遣い」でしたっけ?過去に出した句に似てるからという理由で呈茶の作品が「P臭い」と疑われてしまいました。
「違う!Pじゃない!!」と心の中で叫んでいたんですけど、南朝さんには伝わらず「入れようと思ったけどやーーめた」と目の前で言われてしまったときの悲しさよ・・・。それで結局本物のPの作品に◎入れてるし・・・
私の作品は現実ではまったくネタが思いつかなかったので、宝塚歌劇のシーンを詠んだ虚像の句でした。「しょーもない」と取られても文句は言いませんけどね。

会長が○をつけた三代さんの句。最初は褒められていたのですが、途中から「よく見るとよくないね。下駄の音なんて安直すぎるよね。」とどんどん酷評に変わっていきました。それは「遅れてきます」と言っていた三代さんが最終的には来なかったからだ。その場にいないとけなされる・・・。

それから紫蝶さんて遺影とか法事とか病気見舞いとか・・・そーいう題材多くないですか?「だって身近な話題で詠んでるからしょうがないよ」

作者 川柳 ポイント
和音 花よりも母は団子で子はゲーム 0p
虚生 格差ない?本当のデータ隠さない? 1p
減滅渡 今日もまたあってはならないことがある 2p
紫蝶 間違いの審判スジは通してる 4p
南朝 試食した時ほど家では旨くない 14p
のヽ字 のら猫がトップモデルの写真展 5p
空焚き後寒気溢れるタンク空 7p
みるく 天災の素顔とプレーに魅了され 0p
さん太 PSE貼れぬ我が妻ビンテージ 18p
呈茶 場所取りに居るだけでいいホームレス 4p
馬笑 女性車両数人オヤジに変態す 1p
三代 俺がやるカンカンガクガクおおさわぎ 0p

川柳を選びながらのみんなの声、「今月はズバ抜けて面白い作品がない」
これといったビッグニュースがなかったんですよね。

こういう時は当会の大関2名、さん太さんと南朝さんはは頑張っちゃいます。さん太さんのPSEシールを貼って処分したい奥さんをビンテージ妻と皮肉るダンナ。
「失礼な!許さんぞ!・・・でもおもしろい」すっかりビンテージの私も◎入れちゃいました。

南朝さんの作品も多くの人が「そうなんだよね」と同調して○を入れました。その中に初音さんがいたのでびっくり。デパ地下で試食する初音さんて想像できないですよね。「あーーら、するわよ〜」と独特の間で、まったりとお返事してくれました。

攻君の作品は煙に巻くような文章でパッと見意味がわからないのが特徴です。それで本人から解説を聞くと「へぇ〜」と意外に深い意味があるから(^_^;)感心してしまう。川柳では攻君の作品探しが恒例となっていて、その文章の裏に隠された意味をみんなで言い当てるというお楽しみがあります。
風呂の空焚きか?とか石油ファンヒーターなら空焚きできないゾとかカンカン・ガクガク論争後の攻君の解説は、ストーブの石油を使い切るために空焚きすると、寒戻りがあり、空になったタンクが恨めしいという意味でした。

作者 地口(だじゃれ) ポイント
馬笑 私バカよね、おばはサンヨネ 16p
のヽ字 単身オールナイト 1p
花見談合 0p
みるく 朝剃〜る〜 0p
南朝 荒川もう忘れたかしら 7p
減滅渡 代表せん?小沢かん? 0p
呈茶 馬笑の女 1p
虚生 「脳トレ」ダメな寂しい男 5p
初音 食う寝る三代さん 0p
さん太 豊胸だよ、おっかさん 16p
紫蝶 ウィニー下への大騒ぎ 5p
三代 なんだんやっぱり小沢菅 1p
和音 菅戻り妙に背中がおざわざわ 4p

馬笑さんとさん太さんが同点トップ。さん太さんて今月三冠王ですね。
さん太さんの作品は、(一応言っておきますが、元は「東京だよ、おっかさん」です)字で見るだけでもおもしろいのに、「家に帰ったら突然母親が巨乳になってたらびっくりですよねー。『ただいまー\(◎o◎)/!豊胸だよ、おっかさん』」とさん太さんの落語調の解説にその光景をばっちり想像してしまって、私は倒れそうなくらい笑いました。

「おばはサンヨネ」はこの地域限定のダジャレですね。意味なくおかしい。
時事関連では民主党ネタが多かったけど、なぜか勢いがなく・・・

だじゃれもねぇ・・・毎月考えるの大変ですねぇ。
作品出さなくても句会には出席できますが、出さないとつまんないので、頑張って考えるわけです。
はぁ・・・来月はできるかなぁ(自転車操業の呈茶崖っぷちです)

バックナンバー

HOME