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第32回天句会 平成19年2月1日(木) 「まつや」にて

作者 俳句 ポイント
ヘルメット ミニスカで金髪ピアス初詣で 5p
紫蝶 人波の観音分け入り初笑い 4p
さん太 雑炊がトリをつとめる寄せ鍋や 6p
三代 初詣で玉砂利拍手笑い声 2p
南朝 楽聖のアレグレットや冬の月 5p
会長 春近し妻縫いぐるみの犬を飼う 12p
呈茶 日脚伸ぶ家路に向かう子の笑顔 0p
虚生 鯛焼の温み一緒に福祈願 3p
初音 早々と葉書の余白日の残り 6p
やん泥 啓蟄を待てぬか蛙顔を出し 0p
馬笑 ここにいる俺は俺でなし鮟鱇 0p
和音 セーターに日溜りしょって昼休み 10p
のヽ字 小康の父の入れ歯を洗う春 3p

作品を一生懸命考えてつくるとき「産みの苦しみ」なんて言葉を使うことがあります。
2ヶ月間ただ、ぼーーーっと過ごしていた私、呈茶は今月は「産みの苦しみ」どころの騒ぎではなかった。なんというか・・・想像妊娠状態。子供が生まれなかったので適当に言葉を並べて提出しちゃいました。川柳は初めてパスしました。
これじゃダメだとわかって作品を提出しるのはとてもつらいのですが、でも句会には参加したいしぃぃ・・・・
「言い訳するな!!」ですよね。
すみませーーん前置き長すぎですよね〜。とっとと行きます。

他の皆さんはどうだったんでしょう?作品の出来ばえに反映してるとおもいませんか?
今月は会長のダメ出しが多かったような気がします。(あれ?先回11月もそうだっけ?)
今月の高得点者は会長でした。
老いた妻を詠んだ句ですが、決して会長さんの奥様がボケちゃったわけではありません。「奥さんに見られたら大変」と言ってました。
妻を想う夫のやさしさが伝わる句だと思って私は◎入れました。
続く和音さんの句は「日溜りしょって」という表現が良いと褒められました。
さすが和音さん、作品が安定してますよねぇ。
その他の人たちは、会長に素通りされるか、とことんけなされるか。
あ、その前に今月の欠席者はさん太さんと南朝さんとやん泥さん&東京組。
句会のしきたりをよくご存知の方はもうおわかりですね。

さん太さんの句は「何をいいたくてこれを作ったのか・・・当たり前のことをただ言ってるだけだよね」

南朝さんの句は「つまんない。アレグレットが鼻持ちならない。だから何なのよ」
ところが、欠席予定だった南朝さんが仕事が早く終わり、句会に遅れて登場すると、会長いきなりトーンダウン「ま・・・ね。なんとなく言いたいことはわかるけどね」
会長ぉーーーしっかりしてぇーー。

やん泥さんの句は「啓蟄なんて言葉を使うんじゃないよ。それに啓蟄に蛙が顔だすなんて当たり前じゃん」
しかし、これには皆賛同してうなづく(^_^;)トムマスごめんね。

人の良い三代さんと虚生さんは会長はじめ、メンバーの皆が文句を言いやすいらしく、出席していてもけなされる(^_^;)
三代さんは「初詣で笑うかぁ?でも三代さんなら笑いながら拍手打ちそうだよね」
【鯛焼】が冬の季語で過去の【蓬餅】同様にどうしてもこの言葉が使いたくて作品を考えた虚生さんですが、「たいやきって漢字で書くとヘンだよね。鯛の塩焼に見える」

しかし最もけなされ、酷評されたのは、今月も馬笑さんなのでした。
「まったく意味わからん。なんで鮟鱇(あんこう)と自分を比べるのか。「俺は俺でなし」なんて難しい表現を使うってのはどういうことだ」
会長だけでなくみんなも意味がわからなくて、「鮟鱇がのヽさんなんじゃないの?」と、とんでもない解釈までするヤツがいる。こらみるくちゃん会話はみんなMDに録音されて東京組に聞こえるのよ!!
「のヽ字さんはあんこうじゃなくてあんこ型ってことじゃない」こらーーーヘル吉ィ

句会の翌日さん太さんから「ぼくの句をみんながわかってくれなかったなんてーー」と泣きのメールがはいりました。
さん太さん曰く「寄席・鍋だからトリなんですよ」
・・・しかしそれを読んだ私は「だから何なのよ」
それって俳句じゃなくて川柳じゃない?
作者 川柳 ポイント
減滅渡 ペコペコと頭を下げて舌を出し 4p
紫蝶 うちの娘というにはばかる三十路かな 13p
南朝 カロリーも入れ歯も辛い年の数 4p
痩せ我慢納豆食ってモテない夜 0p
会長 産む機械産ませる機械披露宴 4p
さん太 ねつ造の苦情にスタッフ痩せ細り 0p
ポスト 右往左往あのT字路の風見鶏 0p
三代 あと五分坊やのお土産核戦争 3p
のヽ字 ホチキスのから打ち舌打ち肘を打ち 3p
和音 ねつぞうに掻き回されて糸を引く 7p
やん泥 チョコレート自分のためにひとつ買い 4p
虚生 そのまんまでいいから何か変えてくれ 3p
馬笑 新婚の揉め初めなり雑煮椀 7p

あの成田家紫蝶さんが川柳でトップになられました。
天句会始まって以来の出来事ですね。おめでとうございます。でも紫蝶さんの心情的にはあまりおめでたくもないかな?
親にとって子供ははいつまでも『かわいいコ』なんですけど、年齢が30歳超えるとちょっと複雑なんでしょうね。
私も30歳になったときに母親から「まさか自分の娘が30歳になるなんて」としみじみ言われたことを昨日の出来事のように思い出しました。その娘は今は・・・さらに歳をとりましたよ、おっかさん。

和音さんの作品は「納豆」という単語を使わないで納豆を連想させる、「さすが言葉のプロフェッショナル」とみんな感心しました。

馬笑さんの作品はいかにも料理人らしい発想ですね。
三代さんの作品は「あと五分坊やのおみやげ名鉄で」っていう昭和30年代のコマーシャルのキャッチコピーを元にしてあるんだそうですけど、古すぎて誰もわかりませんでした。唯一会長だけがわかって「この作品はすごい!ものすごくブラックだ」と絶賛されました。

南朝さんの作品は「節分の豆を年の数食べると辛い」という意味なんですよ。わかりました?私、解説されるまでわかりませんでした。
毎回深読みさせる攻君の作品は納豆騒動に落語の『明け烏』がかかっているそうです。
作者 地口(だじゃれ) ポイント
紫蝶 レタスお前もか 6p
三代 カレーナス一度食う 0p
みるく l小倉〜生ま〜れ〜で〜県外〜巣立ち〜 3p
和音 老いてますます多汗 10p
不二家まぁ勘弁 4p
馬笑 うな重にして惑わず 2p
やん泥 白骨!あるある大事件 1p
初音 ワインの悲劇 0p
南朝 知事政党なし 12p
呈茶 あるある大事件 6p
さん太 無い円の夫 4p
減滅渡 大臣偽装 4p
のヽ字 爪にも春 0p
南朝さんが一番で、和音さんが2番。和音さんは三作品とも高得点だったんですよねーー。すごいすごい!休み明けで全然作品ができなかった私とはやはり全然違いますよねー。
南朝さんのは「支持政党なし」のシャレなんですけど、ポスト君が「元の意味がわかりません」とつぶやいたので若い人たちのためにここに解説しておきます。
やん泥さんと呈茶の作品がかぶりました。やん泥さんの「白骨」は落語の「野ざらし」を意識して、あえて「白骨」をつけた奥の深い作品です。
呈茶はただシンプルに(何も考えずに)「あるある大事件」だけにしました。
絶対に点をもらえないと思っていたのに東京組の点もいただき6点になりました。オール0点じゃなくてほっとしました。
来月はもっと真剣に取り組みます。(と毎回思うのだが)

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