えーーーっと、12月の句会です。もうひと月以上も前なんですね。
とりあえずメモ書きを見てレポってみましょう。

紫蝶さんのは「行列に遅れる稚児や小春の日」に変えたらよいでしょうと会長からのアドバイス
結構ポイントを得たヘルさんの句は「ちょっと川柳っぽいね」とのこと。
ねじり鉢巻して大掃除する飼い主の傍であたふたする猫の様子はおもしろいですよね。
（昔はあちこちで畳をあげてパンパンたたいている光景が見られたものですが・・・）

南朝さんのは『情景はわかるけど「だから何？」』だそうです。
今回はめずらしくポイントありませんでしたね。

初音さんのは「めりはりのある」がおもしろくないそうな・・・「めりはりのないさようなら」だと面白いのにというアドバイスにもガンとして聞き入れない初音さん。いつもマイペースです。

和音さんの「さほどの染みにならぬ恋」って素敵な表現ですよね。会長も褒めてました。
これは願望なのか？真実に元ずくものなのか？今回かなり遅れて来た和音さん。本人がいない間にみんな興味本位に妄想しまくりました。

今回はさん太さん・南朝さんが欠席でしたね。
欠席したにもかかわらずさん太さんの俳句がトップです。メモを見ても会長からボロカスに言われた形跡もありません。よかったですね、さん太さん。でもギャラリーはつまんなかったです。

会長の作品は以前出たような・・・・。（やっちまったねーー）

作者	俳句	ポイント
紫蝶	行列を遅れる稚児に小春の日	4ｐ
減滅渡	年用意ねじり鉢巻猫災難	6ｐ
三代	見栄を張る手拍子ひとつ酉の市	7ｐ
呈茶	紅茶入れ寝息を聞くや冬の夜	5ｐ
南朝	せせらぎや落ち葉玉砂利神の杜	0ｐ
攻	冬の朝布団で着替え二女二度寝	1ｐ
初音	冬の月めりはりのあるさようなら	2ｐ
馬笑	柿落葉靴音の群無言行	3p
和音	細筆やさほどの染みにならぬ恋	7ｐ
さん太	結末を読みて夜明けの霜の花	9ｐ
ヽ助	句を作る女三人冬来たる	0p
のヽ字	写メールで届く三河の花祭り	2ｐ
虚生	着膨れて猫背に座るスタジアム	2ｐ

作者	川柳	ポイント
うさぎ	支持率と口がお揃い右下がり	9ｐ
のヽ字	ちくわぶをそっと除けたり三河武士	3ｐ
虚生	オバマ出ずオバカ出てきてさぁ大変	4ｐ
攻	部下飲酒禁酒運転常識じゃん	0ｐ
馬笑	そういえば福田康夫はどうしてる	0ｐ
うさぎ	流行語去年のすっかり覚えなし	1ｐ
紫蝶	この世相一文字でとは決めかねる	2ｐ
呈茶	行列の店に入ったことがない	1ｐ
南朝	アラフォーと言い張る妻は四十六	5ｐ
三代	ＮＨＫかなぐり捨てた羞恥心	14ｐ
和音	葱白菜隣も鍋をする人ぞ	0ｐ
さん太	サンタさんパパにはそっと求人誌	4p
減滅渡	麻生節口は曲がれどダシになり	0ｐ

作者	地口（だじゃれ）	ポイント
和音	大通りヘップバーン	4ｐ
さん太	早くしないと、老いて枯れるよ！	14ｐ
紫蝶	ボレロ着てても心は錦	0ｐ
呈茶	一本買ったなドジョウ入り	3ｐ
南朝	うる星桂	1ｐ
攻	師走すっきりソフランＣ	1ｐ
のヽ字	♪やん泥ソーラン	3ｐ
虚生	上野のようやく授産休	0ｐ
三代	今年のはやりお墓キャラ	0ｐ
みるく	私は中居になりたい	0ｐ
うさぎ	アホウだろう	3ｐ
減滅渡	冬きたりなば買うトウガラシ	7ｐ
初音	サンタグロテスク	0ｐ
馬笑	さも恐ろしき中年じゃなぁ	9ｐ