第17回 天句会 平成17年4月14日(木) 於 「ときわ」

地口(ダジャレ)の部
  • SMソーラーのエロ住宅(虚生)
  • 万博でもいい〈紫蝶)2p
  • 傘下することに異議がある(さん太)
  • 愛知窮迫(ゝ助)
  • 森沢山(和音)
  • 猛虎襲来昨年とは質(シーツ)が違います(減滅渡)
  • 待ち時間長久手ニ時間(南朝)14p
  • 海のもずく(馬笑)
  • 半日勘定(和音)3p
  • イブ・サン象さん1p(のゝ字)1p
  • マツケン選抜(南朝)
  • 反日勘定(減滅渡)1p
  • 真夜中におじさん来たじゃん(呈茶)1p
  • 嫁行く場所もない(のゝ字)17p
  • 需要と狂牛(さん太)6p
  • 裏口誘惑(攻)
  • 猫のケツ黒い(馬笑)
  • かつおのたたり(虚生)3p

    ちょっと一息
先月の息切れか、少々低迷気味?出品数も少なめです。
ダントツだったのはのゝ字さんの「余命幾ばくもない」のダジャレです。
季節・時事ネタとはまったく関連性がないんだけど、なんか憐れな感じが笑いと涙を誘ってよかったです。
万博会場の長久手の使い方も言い得て妙です。
需要と狂牛もあいかわらずブラックなさん太さんらしい・・・
今月のトップスリーは毎度おなじみの顔ぶれとなりましたね。

俳句の部
  • 水汚れ転校していくメダカたち(さん太)4p
  • 後れるな後列光るランドセル(南朝)7p
  • 生くるのか生かさるるのかここに春(馬笑)
  • 敷き詰めた花に埋める恋ひとつ(和音)4p
  • 花時雨ナースのたまごの頬染める(紫蝶)3p
  • 雨上がり輝く緑白き道(減滅渡)
  • なにごともなかったようにデイゴ咲く(のゝ字)4p
  • かたくりのその居ずまいに母偲ぶ(呈茶)7p
  • 下駄の音溶けていく月春霞(初音)2p
  • 春眠のわが身ねたむくしゃみ一撃(虚生)
  • 花吹雪見渡す限りモザイク画(三代)7p
  • ランドセル新入生と背比べ(攻)3p
川柳の部
  • ひめゆりも観光地となり六十年(のゝ字)
  • オジさんはその勢いがうらめしい(減滅渡)
  • 二時間半待って万年遡る(南朝)14p
  • 時を経て病自慢の天狗連(さん太)5p
  • 逢い見てののちに見たけど忘れ果て(ゝ助)2p
  • 花の下お酌で伸びる鼻の下(和音)13p
  • 愛環に八草を知る地球博(紫蝶)
  • 豊なり桜の山にゴミの花(馬笑)3p
  • ペイオフって韓流スターの名前でしょ(4p)
  • グローバル揚げた中でにぎり飯(三代)7p
解説
俳句は点数が分れましたね。
紫蝶さんの俳句の「花時雨」という言葉はないのですが、どうしてもその言葉を使いたかったとご本人談。わかります。私も去年「春支度」という言葉を使って会長に注意されましたが、「だってまさにそういう感じだった」んですよね。気持先行ということで大目に見てください。
デイゴとは沖縄に咲く花の名前です。今月沖縄へ旅行したのゝ字さんならではの句でした。
モザイク画・・・作者が三代さんだとわかると「部分的にかかってるヤツだ」とみんなから攻撃されてました(笑)
ランドセルと背比べ・・・「そんな小さい子はおらんでぇ」

川柳・・・やはりお花見と万博ネタが多かったですね。
和音さんの「鼻の下」オジさんたちのポイントを一気に獲得でした。

今月私は出品できなくて悔しい〜!頑張ったけど出来なかった。
来月は頑張るゾ!!と毎回思ってるんですけどね・・・
バックナンバー
 1月の句会   2月の句会   3月の句会